チー坊は猫可愛がりされるのを好まないシャイな女の子。
でも陶芸教室に通ってくる地元のチビッ子たちや近所のみんなから
「チー坊!チー坊!」と呼ばれながら、じんわりやんわりとみんなの中に、
ゆっくりと溶け込んでいきました。
いつの頃からか、チー坊と時を共にし、
そして「猫語」で語り合えるようになってきた人たちの間から
「なぜかチー坊といると悲しみを忘れられる」
「辛いことを封じ込めてくれる」という声が広がりました。
その「想い」をチー坊が住む佐助ヶ谷の街に吹く風に乗せて、
そして私が大好きなフランスのテイストを交えながら、
このたび「CHI-BOU NOIR」のブランドアップに至りました。
「CHI-BOU」とはもちろん、チー坊という名前に由来しています。
そして「NOIR」とは、フランス語で「黒」を意味します。
黒い色には、喜びも悲しみも、すべてを包み込む力があるそうです。
チー坊には胸元とお腹に白いエンジェルマークがあります。
これは神様が触れた証、幸せを運ぶ猫だそうです。
そして鎌倉での暮らしにご縁をいっぱい広げてくれました。