黒猫チー坊と大好きなフランスをテーマに、
オリジナル紅茶をつくりたいということになり、
歩いて2分のところにある
紅茶商人・小木曽夫妻に相談に行きました。
オリジナル紅茶のイメージは、
午後のティータイムに、シャキッとできるもの、チャイにもできて、
カフェオレの代わりになるくらい強く、コクのあるブレンドが希望でした。
香りのイメージは、パリに降り立った時の香りと
アジアンな香りをミックスしたフレンチジャパネスク。
気持ちを穏やかにしながら、高揚させてくれるようなもの。
和賀江さんは、基本の茶葉にケニアとキーマンを選択、
そしてアールグレイで香りを調整してくれました。
※アールグレイとは茶葉の名前ではありません。ベルガモットの香りをタンニンの少ない茶葉に移す製法のこと
基本の茶葉のケニアは鮮やかな赤色で、豊かなコクと旨みがあります。
香りは弱めですが、柔らかい甘みも持ち、ミルクとの相性が抜群。
キーマンは中国茶のブルゴーニュワインといわれ、渋みがなく濃厚な味わい。
紅茶が苦手な人でも美味しくストレートでいただける茶葉です。
欄のような甘い香りとスモーキーな香りがフレンチジャパネスクなイメージを添えてくれました。
そしてアールグレイには、天然のベルガモットの香りを採用した茶葉をセレクト。
天然のベルガモットには精神を安定させる、
ホルモンバランスを調整してくれるという作用があるといわれています。
コクがあるのに、後味すっきりのハッピーブレンド、
午後のひと時に、心のオン・オフに飲みたいステキなオリジナルティーができあがりました。
そして幸せを運んでくれる黒猫チー坊のエッセンスも盛り込みました。
チー坊は、いっしょの時を過ごす中で、少し遠慮気味に暮らしていました。
それは親に捨てられて、嵐の中、ひとり庭先に置き去りにされていたことをずっと覚えていたからです。
そんなチー坊は、人の(猫の?)痛みがわかる猫でした。
まん丸い目で、「ひろってくれてありがとう」「私は運がよかった」
だから「ずっと一緒にいようね」なんて、よく語りかけてくれました。
そんな彼女からの目ッセージを
お土産用、プレゼント用、引き出物用のパッケージにご用意させていただきました。